インド第1棟目 シングール倉庫竣工式
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2019年1月21日、インド西ベンガル州コルカタ市郊外のシングール村で、建設していた定温倉庫の完成に伴い、竣工式を開催しました。この倉庫は、JICA(国際協力機構)様のご支援と西ベンガル州政府のご協力のもとに建設され、我々が日本で得意とする定温管理やソーラー自家発電のノウハウを活かした、現地の農産物の保管・流通加工を目的としたソーラー発電・蓄電式の小型定温倉庫となっております。
竣工式には、アミット・ミトラ西ベンガル州財務・商業・工業大臣をはじめとして、地元農家含め600人以上にご参加いただきました。
▲会場の様子
式当日には、JICA様、JETRO(日本貿易復興機構)様、及び在コルカタ日本国総領事館の方々にもお越しいただきました。
▲ステージ上の様子
日本・インド両国による国家斉唱の後、パウル・ミュージックの演奏~
演奏、灯火式、関係者スピーチ、倉庫へ移動してテープカット、倉庫ツアーというプログラムで進行しました。
バウル(Baul)とは、インド東部及びバングラデシュの農村部に暮らす吟遊詩人たちです。日本でバウル・ミュージックに魅せられて、そのまま渡印し、30年程インドにてバウルシンガーとして活躍されているマキ・カズミ様ご一行にご演奏していただきました。民族楽器を用いて厳かながらも穏やかに奏でられる演奏、そして会場中に響き渡る、聞く人の琴線に触れ心を震わすその歌声は、素晴らしいものでした。
<ご参考:Youtubeにアップされているマキ様のご演奏動画>
https://www.youtube.com/watch?v=QhYkVJ7uDmo
ステージ上で灯火式をおこなった後、各政府関係者の方々からのスピーチを頂戴しました。そして弊社取締役社長の樋口も壇上に立ち、ベンガル語にてスピーチを行いました。現地の方々に、熱い思いが伝わっていたら幸いです。
▲社長のスピーチ
アミット・ミトラ大臣、JICAインド事務所の松本所長様からもスピーチを頂戴し、最後は在コルカタ日本国総領事館の夛賀総領事からスピーチを頂戴した後、日本流「三本締め」をベンガル語で行っていただきました。
倉庫前へ移動し、テープカットを行います。
▲倉庫前の様子
順々にご案内をして、倉庫ツアーをさせていただく予定でしたが、記者の皆さん方が一斉に大臣の後を追ってこられた為、大変な混雑状態となってしまいました。
▲倉庫ツアーの様子
お帰り際に、式にご参加いただいたお土産として、シングール村で収穫された新鮮野菜の詰合せバスケットを皆さまにお渡ししました。
▲流通加工(写真:左からKalpana Majhi、Sumana Bera、Moumita Manna Das、Rinku Maji。)
この野菜詰合せバスケットは、弊社の子会社である、インド現地法人「Kawasaki Solar Warehousing」(KSW)のパートタイマー女性4人が作製しました。バスケットには、パートタイマーが作製した金色の折り鶴も入っています。
農産物の保管・流通加工を目的としたソーラー発電・蓄電式の小型定温倉庫ですので、初めて行う流通加工作業として、流通加工の付加価値をアピールできたのではと考えます。赤キャベツ、茄子、にんじん、トマト、ピーマン、ブロッコリー、赤パプリカ、黄パプリカを詰合せて、西ベンガル州の野菜がいかに美味しいかを再認識していただくきっかけになったと思います。
会場ではケータリングのメニューとして、天ぷらを提供させていただきました。
▲ケータリング様子(オクラ・かぼちゃ・なす・バナナの天ぷら)
その他会場内の様子
▲KRTとKSW社員
多くの方にご協力いただき、無事竣工式を迎えることができました。
ご協力いただきました関係者の皆様へ深く感謝申し上げます。
以上
現地の新聞各社に、弊社の竣工式を取上げていただきました。
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